ぱそこんのお医者さん

今日は近所の幼稚園の運動会で、場所を借りてやるので音響設備の設置に行ってきました。
先週の予定だったのですが、大風の影響を心配して1週間の順延でした。
ちょっと空模様が心配ですけど・・・


前回壊れたパソコン（HDD）からでもデータを取り出せる事を話しました。

以前よく話題にあがった、警察や自衛隊のデータ流出（最近は”winny”等からの流出が多いですが・・）が、廃棄されたパソコンのHDDから取り出されたものというニュースが流れていました。

これを説明するには、HDDのファイル管理を説明しないといけないのですが、簡単に説明するとパソコンで削除したファイルは、削除されるのではなく、そのファイルを見えなくするだけで、データは残っているのです。（同じ場所に何かデータが書き込まれるまで）
多分普通の方は、HDDをフォーマット（初期化）すれば大丈夫と思っている方が多いかと思うのですが、実はHDDを普通のフォーマット（初期化）しても同じで、データは残ってます。


では、どのようにすれば完全に取り出せないように出来るのか？

それは、２種類の方法があります。


ローレベルフォーマット（物理フォーマット）
これは、ディスクのセクタ配置をすべてやり直すので、ディスクの全領域に渡ってセクタ情報を書き直すため、内容は完全に消去されます。
専用のソフト（HDDメーカーが無償で出していたりする）を利用して行いますが、むちゃくちゃ時間がかかります。


２つ目はデータの上書きです。
これは、上記で説明したようにただ書き直す方法です。
つまり、一度HDDの中身を消してから、別な内容を書き込めば、同じセクタに書き込んであった情報は取り出せなくなります。
これは、市販のソフトでも同様のものがありますが、普通は処分するパソコンのデータ破棄のためにお金をかける方は少ないので、、、
会社・お役所とかやばいデータが入っている場合には、別ですけれどね


あっ、もう一つありました
パソコンからHDDを取り出して硬い地面に何度も叩きつけると、いう手もありますね
これでも、データは取り出せなくなります。



当店でお客様からパソコンの処分を頼まれた場合には、上記で説明した作業を行ってから処分しますので、安心です。